Xiaomiは4Gスマートフォンの生産を停止し5Gフォーカス
現在、スマートフォン業界は5G時代に移行しつつある。5Gの開発はまだ完全ではないのは確かだ。また、現在その対応率はまだ黎明期にある。しかし、すでに5G対応のデバイスは豊富にあり、メーカーは徐々に5G以外のデバイスへの関心を失いつつあるようだ。Xiaomiグループの会長兼CEOであるレイ・ジュン（雷軍／Lei Jun）氏がXiaomiの5Gについて語っていまるのが最近報道されている。同氏によると、年初から現在まで、Xiaomiは5つの5G携帯電話をリリースしているという。
さらに同氏は、昨年末、Xiaomiは4G携帯電話のラインアップを基本的に停止していると述べた。また、同社は5Gへの完全移行に向けてあらゆる努力をしている。
「当社の倉庫は空っぽで、5Gスマホは用意されてない。」
とレイ・ジュン氏は述べ、これはパンデミックがXiaomiにもたらした最大のトラブルであると付け加えた。つまり、生産を再開するにあたり、Xiaomiは莫大なコストをかけて生産に力を入れるという大きな決意をしたということだ。
「パンデミックの影響で5Gのリリースが遅くなったのは事実だが、戦略を変えることなく、今後も5Gスマホをプッシュしていく。」
また、レイ・ジュン氏は、5Gの代表的なアプリケーションを3つ挙げた。
- 4Kや8Kの超高精細ビデオ会議が5Gによって急速に普及する
- 5Gの高帯域幅と低遅延により、クラウドゲームの急速な発展が促進される
- 5G自律走行の登場が注目を集める
思い起こせば、中国のメーカーは今年、少なくとも10台の5G携帯電話を発売する予定だ。Xiaomiはまた、研究開発投資を100億元（約1,500億円）に増加させた。今後5年間の5G + AIoTへの投資も500億元（約7,500億ドル）を超えるという。
Xiaomiは設立から数年で大きな進歩を遂げた。世界のスマートフォンメーカーのトップ10に入っており、設立から約10年でこれを達成した。
Source : Gizchina
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