7インチ超えの5Gスマホ、Honor X10 Maxが発売間近
Huawei製のHonorの大画面スマートフォン「Honor X10 Max」が7月2日に正式に発売される予定だが、この機種のスペックは既に全公開されている。数日前、同社はこのデバイスがRGBWディスプレイを採用することを公表した。この機能は、これまでMateやPシリーズのようなHuaweiのフラッグシップ機にのみ搭載されていた。また、Honor X10 Maxのディスプレイが太陽光の下でもはっきりと見えるようとアピールするポスターも公開された。
RGBW機能は、元のRGB3原色に白のサブピクセルを加えて4色の画素設計にしたものだ。この新しいピクセル配置の下では、最大輝度は70%増加し、画面の明るさは780ニットになる。
Honorの製品事業部副社長のXiong Junmin氏によると、Honor X10 Maxの一部の屋内サブピクセルをオンにすることで、バックライトと消費電力を抑えることができるという。そのため、同サイズのRGBWスクリーンの消費電力とRGBスクリーンの消費電力の差が大きいという。Max画面の単位消費電力は約14%削減されている。Honor X10 Maxは5Gネットワークを利用しているのに対し、Honor 8X Maxは4Gネットワークを利用している。消費電力は前者の方が後者よりも7%ほど良いとのことだ。
リーク情報によると、この端末の巨大なディスプレイは、JDIによって供給されている。このディスプレイは100%のDCI-P3色域をサポートし、最高輝度は780nitになっている。先述のように、この7.09インチの画面は、Huawei MateとPシリーズが使用しているRGBW技術を使用している。これにより画面の明るさが増しと消費電力が削減されるのは、メリットの一つになる。
最近公開された情報によると、ディスプレイはノッチ型のデザインを使用しており、2280×1080の解像度を持つことになる。さらに、このスマートフォンにはデュアルスピーカーだけでなく、側面の指紋センサーが付属している。
プロセッサーに関しては、Honorは今回MediaTekに頼らざるを得ないと見られている。MediaTekのDimensityのラインナップは市場で最も優れた5Gチップの内の1つで、Qualcommのミッドレンジ5Gチップよりも先を行っている。このスマートフォンには、Dimensity 800 5G SoCが採用される。関係者によると、この大型ディスプレイのスマホは、世界初の7インチ5Gスマホになると言われている。(※編集部注:既にSD865で5Gスマホがあるので、初では無い)
Source : gizchina
画像 : Weibo
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