Google Pixel スマートフォンでAndroid 12からAndroid 11へダウングレードする方法
Google Pixel 3以降にはAndroid 12 OSが配信されている状況ですが、海外メディア9to5googleでは、元のバージョンに戻す方法を紹介しています。
全体の流れ
- Android SDK Platform-toolsをダウンロードしてインストール
- 開発者オプションにあるUSBデバッグとOEMロック解除を有効にする
- 最新の互換性のあるファクトリイメージをダウンロードする
- デバイスブートローダーを起動
- ブートローダーのロックを解除(fastboot flashing unlock)
- flashコマンドを入力
- ブートローダーの再ロック(fastboot flashing lock)アンロックしたままにする場合はスキップでOK
- 再起動
Android SDK Platform-Toolsパッケージをダウンロードしてインストール
Android 12ビルドを古いバージョンにダウングレードするには、ADBまたはAndroid Debug Bridgeを使用する必要があります。
最新のplatform-toolszipファイルはここからダウンロードできます。
USBデバッグとOEMロック解除を有効
設定の開発者オプションから「OEMロック解除」と「USBデバッグ」をオンにします。
ファクトリイメージをダウンロード
ファクトリーイメージはこちらからダウンロードすることができます。このファイルはAndroidのすべてが含まれているファイルで、これを端末にフラッシュすることで、完全な初期化を行うことが出来ます。
ブートローダーを起動
最も簡単な方法は、デバイスをWindows PCに接続し、platform-toolsフォルダを開いて、ファイルマネージャーのアドレスバーに「cmd」と入力。これで適切な場所にコマンドプロンプトのウィンドウが開きます。次のコマンドを入力して、adbを起動します。
adb reboot bootloader
これで、Pixelデバイスがブートローダにロードされ、いくつかのコマンドを送信するために必要な状態になります。
※電源ボタン + 音量ボタン上の方法もありますが、タイミングが難しいのでおすすめはしないです。
ブートローダー アンロック
ブートローダーを起動したら、
fastboot flashing unlock
を実行。これでアンロックしますかと確認されます。同意できるなら、ボリュームキーと電源ボタンを使用して決定です。 ※端末内部のストレージデータも初期化されます。
flashコマンドを入力
すべてのファクトリーイメージファイルをplatform-toolsフォルダに展開。
Command Prompt/PowerShellウィンドウ上で、
flash-all
を実行してファクトリーイメージをフラッシュします。フラッシュは数分かかり、全て焼き終えると完了メッセージがPC側に表示されます。
ブートローダーを再ロック(売却時など)
先程アンロックしましたが、ロックを再びかけることも可能です。これはデバイスの売却時や、セキュリティー面での保護におすすめです。
デバイスをWindowsPCに接続し直し、platform-toolsフォルダーを開き、「cmd」を使用してコマンドプロンプトウィンドウを再度開きます。次のコマンドを入力、
adb reboot bootloader
そして
fastboot flashing lock
でブートローダーをロックです。
Source : 9to5google
ガジェオタ編集部(@gajeota_com)による記事です。ガジェオタは、国内スマホ・海外スマホを網羅した、日本最大級スマホデータベースです。スマホのスペック・価格・発売日・レビュー・口コミ・Antutuを全て網羅したサイトで、比較やランキングでおすすめの機種を見つけることができます。