Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1の発表 144Hz FHD+ディスプレイ、200MPカメラ、AndroidSE

クアルコムのSnapdragon 7 Gen 1プロセッサが発表されました。これはSnapdragon 7シリーズの新しいプロセッサで、ミッドレンジのデバイスに搭載される予定です。

Snapdragon 7 Gen 1プロセッサは、いくつかの最新の機能を備えています。クアルコムは、今回発表されたプロセッサを搭載したXiaomi、OPPO、Honorのスマートフォンが2022年下半期に登場することを明らかにしています。OPPOについていえば、5月23日に発表予定のReno8 Proが最初の端末となる見込みです。

クアルコムSnapdragon 7 Gen 1の仕様と特徴

Snapdragon 7 Gen 1プロセッサは、4nmプロセスに基づいています。クロック2.4GHzのCortex-A710コア4個とCortex-A510コア4個を搭載しています。Adreno 662 GPUを搭載し、前モデルよりも20%高速なパフォーマンスを実現しています。また、新しいSnapdragonプロセッサは、4.4Gbpsのダウンロード速度とデュアル5G接続が可能なX62 5Gモデムを搭載。Snapdragon SoundとaptXのサポートとともに、WiFi-6EとBluetooth 5.3をサポートしています。このチップセットは、最大16GBのLPDDR5 RAMを扱うことができます。

Snapdragon 7 Gen 1は、最大60HzのQHD+または144HzのFHD+ディスプレイをサポートします。カメラでは、200MPセンサー1つ、64MP＋20MPセンサー、25MPセンサー3つをサポート。3つの14ビットISPを搭載し、720pビデオを480fpsで、4K HDRビデオを30fpsで撮影することができます。また、このプロセッサはHDR10+、HDR10、HLGの各フォーマットに対応しています。

Snapdragon 7 Gen 1は、Android SEと、デジタルキーと財布の最適なセキュリティのTrusted Management Engineを搭載しています。

Source : Gizmochina