MediaTekが5G対応の低価格SoC「Dimensity700 5G」発表|低価格の5Gスマホ実現
MediaTekは今日、5Gネットワークをより多い大衆に提供するように設計された7nm SoCの新しい「Dimensity700 5G」SoCを公開しました。
これにより、250ドル(約26,000円)以下の5G対応スマートフォンの実現も期待できるということです。
Dimensity 5GチップのラインナップにDimensity 700を追加されたことにより、スマホ製造メーカーは、フラッグシップ・ミッドレンジ・エントリーレベルの市場のデバイスに至るまで、すべての消費者が5Gにより簡単にアクセスすることができるようにします。
Dimensity 700は5G Carrier Aggregation(2CC5G-CA)と5GデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)を含む高度なネットワーク機能を含みます。
ユーザーがどのネットワークでも最速のスピードと5G独占Voice over New Radio(VoNR)サービスへのアクセスができるようにします。処理能力の点でチップはオクタコアCPUにArm Cortex-A76ビッグコア2つを統合して、最大2.20GHzで動作します。
Dimensity700の主な機能
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MediaTek5G UltraSave:高度な省電力技術を提供し、バッテリ寿命を改善します。ここには、UltraSaveネットワーク環境の検出、MediaTek5G UltraSave OTAコンテンツを認識し、ダイナミックBWPと接続モードDRXが含まれます。内蔵された技術は、デバイスの5Gネットワークを知能的に管理できるため、より多くのタスクが実行でき、デバイスの充電頻度を減らします。
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プレミアム90Hzディスプレイ:メーカーは高解像度FullHD+ディスプレイと高速リフレッシュレートのスマートフォンを作ることができます。アニメーション、スクロール、およびゲームがよりスームズ表示できます。
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複数の音声アシスタントに対応:Alibaba、Amazon、Baidu、GoogleおよびTencentのようなグローバル企業の音声アシスタントに対応して、デバイスのメーカーに、より多くの設定オプションを提供します。
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最大64MPカメラと夜間撮影機能の向上:ビューティー機能がある48MPまたは64MPメインカメラセンサーに対応できます。また、ハードウェアベースのイメージングアクセラレータは、複数のフレームのノイズ低減を可能にするので、ユーザーは、夜間でもノイズの少ない高品質の写真を撮ることができます。
Source : techpowerup
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