Appleメガネは周囲の照明によって自動調整されるレンズを搭載するかもしれない

長い間噂されていたApple Glassに関する新しい特許出願が発見されました。今回は、同社のARスマートグラスが、周囲の照明によって自動調整されるレンズに関する内容がありました。

PhoneArenaのレポートによると、Appleが新たな特許出願をUSPTO（米国特許商標庁）に提出したとのことです。特許のタイトルは「局所的な光学調整を備えたディスプレイシステム」であり、これはApple Glassの機能を示唆しています。

さらに、同出願では「Localized Optical Adjustments」についても触れられており、これはApple Glassのレンズの変化を指しています。簡単に言うと、ユーザーの周りの現実世界の環境照明に基づいてレンズが自動的に調整されるということです。

そのため、Apple Glassは明るい光や夜間のシナリオに応じてレンズを調整することができるようになります。特許では、アップルは、「調整可能なレンズシステムは、異なるユーザーおよび/または異なる動作状況に対応するために動的に調整することができる」と述べています。調整可能な光変調器は、ユーザーの視野の一部を選択的に暗くするために使用することができます。

さらに、「ヘッドマウントディスプレイシステムが、実世界のオブジェクトと重なるコンピュータ生成コンテンツを表示するために使用されている場合、実世界のオブジェクトの明るさを選択的に減少させて、コンピュータ生成コンテンツの視認性を向上させることができる」と付け加えています。

これは基本的にAppleが現実世界の明るさを調整して、ユーザーに表示されている情報をメガネを通してより見やすくしようとしていることを意味しています。つまり、現実世界の明るさに合わせて、メガネ越しの対象物の見え方や明るさを調整しており、レンズごとの調整は個別に行われているということです。

Source : gizmochina