Android版Airdropのファイル共有機能開発に中国スマホメーカー7社が提携
昨年8月、Xiaomi、OPPO、Vivoという中国スマホメーカー3社は、デバイス間のファイル転送を簡易化する新しいP2Pファイル転送プロトコルの開発で提携した。このソリューションは、異なるメーカーのデバイス間でシームレスにファイルを共有できるようにすることで、AndroidエコシステムにAirDropのような体験を提供することを目的としていた。ついに今年の2月に公開され、現在、さらに数社のメーカーが着目している。
中国のソーシャルメディアプラットフォームWeiboでの最近の投稿によると、OnePlus、Realme、Meizu、Black SharkがP2Pファイル転送アライアンスに参加した。これにより、これらのメーカーのデバイスでは、デバイス間のファイル転送がまもなくサポートされるようになり、ユーザーはサードパーティ製のアプリケーションを使わずに簡単にファイルを共有できるようになる。これにより、世界中で4億人以上のユーザーが恩恵を受けることが期待されている。
Image : Weibo
この仕組はファイル転送プロトコルは様々なファイル形式をサポートしており、ユーザー同士でフォルダ全体を共有することもできる。このプロトコルは、安定した接続で20MBps程度のファイル転送速度をサポートしている。これは、Bluetoothでのファイル転送よりもはるかに優れている。
今のところ、OnePlus、Realme、およびMeizuは、この機能のリリース時期を正確には明らかにしていない。しかし、Black SharkがBusinessWireを通じて出した最近のプレスリリースによると、Black Sharkの新しいOSである、JoyUI 11にはすでにP2Pファイル転送プロトコルのサポートが含まれているという。同社は先日、Black Shark 2とBlack Shark 2 Pro向けにJoyUI 11をリリースしており、これらのデバイスは、同社の最新機種であるBlack Shark 3シリーズとともに、ファイル転送プロトコルのサポートをすでに搭載しているはずだという。
Source : xda developers
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