ウォルマートがAndroid 10とUSB-Cを搭載した99ドルのタブレットをリリース
世界最大の小売企業、ウォルマート（walmart）は、オリジナルブランドのOnnタブレットの新バージョンをリリースした。価格は99ドル（約10,600円）から始まり、この価格帯のAndroidタブレットとしては珍しい機能をいくつか含んでいる。
新しいOnn Tablet Proは、8インチと10.1インチのモデルが用意されている。99ドルの8インチモデルは、HD液晶ディスプレイ、32GBのストレージ、2GBのRAM、2.0GHzのオクタコアプロセッサ、デバイスの前面と背面に配置された5MPカメラを搭載している。10.1インチモデルは129ドル（約13,800円）で、1080pディスプレイ、3GBのRAM、ヘッドフォンジャックを搭載しているが、8インチモデルと同じプロセッサ、ストレージ、カメラだ。
画像:Walmart
このタブレットは両方とも、Android 10を搭載し、USB-Cから充電が出来る。価格帯を考えると性能としては悪くない。どちらのモデルもディスプレイの周りに大きな黒いベゼルがあり、ウォルマートアプリ、Vudu、Sam's Club、ウォルマート電子書籍など、いくつかのウォルマートアプリがプリインストールされている。ウォルマートは、両製品とも10時間のバッテリー駆動時間があるとしている。
Onn Tablet Proのリリースは、AmazonがFire HD 8 タブレットの新バージョンを発売開始から1週間も経たない間に発表された。
ウォルマートがオンタブレットシリーズを発表したのは2019年だ。昨年のモデルである64ドルの8インチは、Amazonの49.99ドルのFire 7と競合していた。
ウォルマートはここ数年で、実店舗からEC化に大きく家事を切っており、EC部門の売上は年間で30-40%成長している。
参考:The verge
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