Apple、LGディスプレイと手を組み「折りたたみ式iPhone」を開発か｜開発委託へ

Appleが、新しいスマートフォンフォームファクタとして浮上している「折りたたみ式スマホの競争に加わるとのことです。

15日、業界によると、Appleは最近、韓国の大手LGディスプレイ（LGD）に「折りたたみ式スマホ」の開発課題を委託しました。

LGディスプレイはAppleが出願した特許に記載されている折りたたみ技術を実際に実装する一方、品質の高度化作業などに焦点を合わせます。

LGディスプレイは昨年下半期に関連組織を構成し、Appleのための折りたたみ式ディスプレイの開発に着手しています。

ディスプレイを折りたたむ技術は折りたたみ式スマホを製造するための最も重要な核心技術です。

業界の情報筋は、「LGディスプレイは昨年秋に韓国で密かにAppleの折りたたみ式スマホに搭載される予定のディスプレイの開発を開始した」と述べ「現在、開発プロセスが順調に進んでいる」と伝えました。

LGディスプレイはサムスン電子のGalaxy Foldのようなディスプレイを内側に一度折りたたむ」方向で準備を進めています。

LGディスプレイは、早ければ6月プロトタイプの生産拡大のために工程に必要な機器を発注する予定です。

Apple初の折りたたみ式スマホの発売はグローバルスマートフォン市場に大きな変化を起こすと考えられます。

現在、世界の折りたたみ式スマホ市場は「Galaxy Fold」シリーズを前面に出したサムスン電子が約90％を占める中、中国Huawei社が後を追う形になっています。

ここに厚いファン層を確保しているAppleが新しい折りたたみ式スマホを発売すれば、サムスン電子を脅かす最大のライバルとして浮上する可能性が高いです。

サムスンディスプレイが主導するフォルダブルOLEDサプライチェーンにも激しい変化の風が吹くと予想されます。LGディスプレイがアップルの特許ベースの折りたたみディスプレイ技術を確保すれば、今後、アップルのサプライチェーンで重要な位置を占めることができるからです。

特にアップルの効果で、LGディスプレイのモバイル用中小型OLEDパネル事業の拡大も予想されます。現在、中小型OLED市場は、サムスン電子とアップルの両顧客に確保したサムスンディスプレイが80％以上の市場シェアを占めています。

Source : etnews