Meituはスマホ事業から撤退か|Xiaomiとのパートナーシップも終了

中国の大手電子企業「Xiaomi」と大手ソフトウェア開発会社「Meitu」が約2年でパートナーシップ契約を終了させます。

海外メディアgizmochainaの29日報道によると、MeituはXiaomiのスマートフォン共同開発パートナーシップ契約を中断し、スマホの製造及び販売事業に手を引いたと報道しました。

ウシンホン（Wu Xinhong）Mietu・CEOは、最近行われた毎年恒例の実績発表カンファレンスで「Xiaomiのパートナーシップを終了して、商標、ライセンスを回収した」ことを明らかにしました。

Meituは写真補正アプリの開発会社で、様々な補正と編集・動画撮影機能などを提供し、大きな人気を集めたソフトウェア会社です。

多くの人気を集めたアプリのおかげでMeituは大きくなり、写真を撮ると自動的に補正してくれるスマホなどをリリースしました。しかし、5年間で約350万台のスマートフォンしか販売できませんでした。

当時、現地では中国でTOPレベルのハードウェア企業とソフトウェア企業の協業で大きな話題になりました。業界では、両社がスマートフォンのほか他製品の開発にもコラボレーションを続け、約30年間のパートナーシップを継続するという予想も出ていました。

2019年、Xiaomiは新しいスマートフォンのラインナップである「Mi CC」シリーズの最初のスマートフォン「Mi CC9」公開時にMi CC9 Meitu Editionを発売しています。

しかし、この製品を最後に新製品は発表されませんでした。業界では、2020年Meituの新しいスマートフォンが発売されるという予想が出ましたが、コロナ19ファンデミクの影響で中止されました。

Source : gizmochina