ホームスマホ検索記事掲示板
  1. ホーム
  2. ブログ
  3. Samsung史上初の「ミドルレンジスマホ」公開イベントを開催|Huaweiは5Gロイヤリティを要求か

Samsung史上初の「ミドルレンジスマホ」公開イベントを開催|Huaweiは5Gロイヤリティを要求か

ガジェオタ編集部 •

Samsungが17日、ミドルレンジスマホに関する「アンパック」イベントを初めて開催しました。以前は手ブレ防止や防水・防塵対応などはフラグシップスマホのみで搭載していましたが今回はミドルレンジスマホにも搭載されています。

その理由は、中国のHuaweiがアメリカの制裁で状況が悪くなっている点やOPPOVivoXiaomiが取っているマーケットシェアを攻略するための戦略であると思われます。

もう一つ面白い点は、最近スマートフォン市場のシェアが急下落したHuawei社は、SamsungとAppleなどに5G移動通信の特許技術使用料を課する方針と主張しているところです

関連 - Samsungへ、Galaxy Noteシリーズを廃止しますか?公式の回答、今年はスキップするかも

マーケットシェア・収益性を同時に狙うサムスン

サムスン電子はこの日、オンラインで行われた「サムスンギャラクシーオーサムアンパック」イベントでミドルレンジスマホ「Galaxy A52)」と「Galaxy A 52 5G」「Galaxy A 72]を発表しました。

全体的なカメラ機能やディスプレイなどはGalaxy Sシリーズなどフラグシップスマホには及びません。しかし、この日に公開された製品には、合理的な価格対でフラグシップスマホの機能を適切に混ぜ合わせたミドルレンジスマホで世界のスマートフォン市場シェア1位を守るというSamsungの戦略が含まれています。

16日、グローバル市場調査会社のカウンターポイントリサーチの発表によると、昨年Samsungの世界のスマートフォン市場シェアは19%で世界1位でした。(出荷台数ベース)

「特許料収入」を狙うHuawei

アメリカの制裁で、スマートフォン市場シェアを奪われた中国Huawei社は新たな戦略を考えているようです。

Samsung・Appleなどのスマホメーカーに5G移動通信技術関連の特許使用料を要求し始めています。

ブルームバーグなどの外信によると、Huaweiの最高法務責任者(CLO)は、中国広東省深センのHuawei社の本社で開かれた記者会見で、「Huawei社は、SamsungとAppleなどに特許ロイヤリティとクロスライセンス(源泉技術を保有している企業が互いの知的財産権の使用を可能にする相互特許契約)交渉に乗り出す」とし「スマートフォン1台あたりの特許ロイヤリティの上限を2.5ドルにする」と明らかにしました。

Huawei社の特許使用料の要求は、アメリカの半導体輸出禁止などの制裁措置として、スマートフォン事業が大きな打撃を受けて窮地に追い込まれたうえ移動通信機器事業も脅威を受ける状況を「特許料収入」で突破しようとする意味で解釈されます。

ドイツ特許専門市場調査会社アイプリーティクスの最近の報告書によると、Huawei社は、全世界の5G標準特許のうち15.4%を保有して圧倒的な特許1位企業です。

Source : hani

シェア

ガジェオタ編集部(@gajeota_com)による記事です。ガジェオタは、国内スマホ・海外スマホを網羅した、日本最大級スマホデータベースです。スマホのスペック・価格・発売日・レビュー・口コミ・Antutuを全て網羅したサイトで、比較やランキングでおすすめの機種を見つけることができます。

  1. ホーム
  2. ブログ
  3. Samsung史上初の「ミドルレンジスマホ」公開イベントを開催|Huaweiは5Gロイヤリティを要求か