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Apple vs Facebook、プライバシー問題において対決が本格化

ガジェオタ編集部 •

AppleとFacebookの「プライバシー戦争」が始まりました。デバイスをたくさん売らなければならないAppleと広告収入を最大化しようとするFacebookの利害関係がぶつかり戦争が本格化しました。

Appleが26日にiOS14.5とアiPadOS14.5を発売し、アプリの追跡透明性を本格的に適用しました。これにより、今後、アプリをサービス会社は利用者の情報を追跡する際には必ず事前の同意を得る手続きをしなければなりません。

このような政策の変化は、細かい利用者情報に基づいてカスタマイズされた広告を提供するFacebookには大きな打撃が避けられない見通しです。

iOS14.5発売前からFacebookがAppleに向かって攻撃を続けるのは、このような事情と関連があります。米国シーネットはiOS14.5発売を機に、AppleとFacebookが全面戦争を繰り広げる可能性があると予想しています。

利用者情報がお金になる会社 vs 利用者の保護がお金になる会社

シリコンバレー両実力者であるAppleとFacebookは非常に異なるビジネスモデルを持っています。

Appleは昨年iPhone、iPad、Mac、AirPodsのようなデバイスの販売を通じて2千745億ドルを稼いでいます。一方、Facebookは昨年859億ドルのほとんどをオンラインでのターゲティング広告を介して得ていました。

全く別の領域にあった両社が製品利用者のプライバシーの部分においてぶつかっています。Appleは、利用者のプライバシーを保護することが、ビジネスに得になります。一方で、Facebookはプライバシー情報を最大限に活用することで売上を最大化することができます。

FacebookがiOS14.5に強く反発するのはこのためであしょう。ターゲティング広告の道を防いでしまったからです。

もちろん名分は「中小企業の没落」です。自分たちは大丈夫だが、中小の事業者が今回の措置で壊滅的な打撃を受けるだろうと主張しています。

iOS14.5に対するFacebookの対応

もちろん、Appleは、このような主張が根拠ないと反論しています。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は今月初め、ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、「利用者を追跡していなくても、デジタル広告を介してお金を稼ぐことができる」と主張しました。

両社のこのような立場の違いはiOS14.5ため浮上したわけではありません。長い間にかけて似たような主張を続けていました。

Appleは、「監視が日常化された世界」でプライバシー灯台になることを目指しています。自分たちが販売している製品やサービスがどのようプライバシーの保護に力を入れているかを強調してきました。

それだけではありません。Appleは2018年の「スクリーンタイム」機能を導入し、Facebookを間接的攻撃しています。スマートフォンの利用時間などの情報を示す機能により、Facebookは一日の中でどのように多くの時間を使われているかを可視化しました。

また、Safariブラウザでは、Facebookの「いいね」機能を追跡できないように設定できるようにしました

この機能は、Facebookがケンブリッジアナリティカデータ流出事件に巻き込まれた直後に出ています。

FacebookはiOS14.5発売前から、Appleを着実に攻撃しました。過去2月に公式ブログを通じて「すべてのビジネスは、アイデアで始まる」とし「個人がターゲティング広告を介して、そのアイデアを共有するのは中小事業者には大きな力になる」と主張しました。

またiOS14.5が公式発表された26日にFacebook利用者にアプリを追跡透明性機能を適用する場合、いくつかの不具合があることを積極的に告知しました。

Source : zdnet

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