MediaTek 5nmプロセスをスキップして、一気に4nmもしくは夢の3nmへ世界初の移行か
MediaTekはより新しい高度な製造プロセスへの移行に取り組んでいるようです。
同社は今年の1月に6nmプロセスのMediaTek Dimensity 1200 / 1100のフラッグシップSoCを発表しました。これはQualcommではSnapdragon 865シリーズに匹敵するものだと伝えられています。
新たな情報によると、MediaTekは2022年製造の噂されていた5nmプロセスから、より高度な4nmプロセスに移行します。
MoneyUDNのレポートによると、MediaTekは、世界最大の契約チップメーカーであるTSMCに、4nmベースのチップだけでなく次世代の3nmベースのチップも注文した最初の企業の1つになるとのことです。
これによりMediaTekは、Oppo、Vivo、XiaomiなどのさまざまなAndroidスマートフォンメーカーからの注文の流入も見ています。
同社は、近い将来発売される予定のハイエンドデバイスへの5G対応チップセットの主要サプライヤーになるでしょう。特に、MediaTekが未だに進出できていない、年に1〜2度のフラッグシップ市場でQualcommと競合する可能性が出てきました。
今後SamsungセンサーやSonyセンサーのように、スマホメーカーもSoC採用の判断が分かれる未来もそう遠くないのかもしれません。
Source : Gizmochina
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