Appleが4月21日に発表したもの、まとめ、AirTag・M1搭載のiMacやiPad Proなど
Appleは日本時間午前2時、新製品発表会を行いました。
そのイベントの中で発表されたデバイスをまとめていきたいと思います。
AirTag 単品3,800円(税込)から
AirTagは持ち物にタグを付けて、所有物が今どこにあるのかを瞬時に見つけられるデバイスです。接続にはBluetoothが使用されており、AirTagの位置情報をiCloudに送信します。「探す」アプリを開いてマップ上で確認できます。
AirTagが近くにある時は、iPhoneの「正確な場所を見つける」機能が使用可能です。その場合、対応端末はiPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxに限定されます。
AirTagの互換性については、iOS 14.5以降を搭載したiPhoneおよびiPod touchのモデルとなっており、いずれにしてもAppleデバイスのみの利用に限られています。
AirTagはバックやリュックサックの中に入れても、外部につけてもOK。アップル・ストア購入時には自分で好きな文字や選択アイコンを刻印することもでき、デザイン製バッチリ。おそらく将来的にサードパーティーでもAirTag専用アクセサリーが充実されるはずです。
AirTagは、単品3,800円(税込)から、4パックセット売りで12,800円。注文は4月23日午後9時から、4月30日発売です。
エルメスとのコラボバージョンもあり。革素材が使われており、価格は35,800円(税込)からとなっています。
スペック・仕様
- サイズ直径:31.9mm厚さ:8.00mm重量11g
- IP67等級(最大水深1メートルで最大30分間)
- Bluetoothによる近接検出
- スピーカー搭載
- Apple製U1チップで超広帯域および「正確な場所を見つける」機能に対応
- 紛失モードに対応するNFCタップ
- iOS 14.5以降を搭載したiPhoneおよびiPod touchのモデル
- iPadOS 14.5以降を搭載したiPadのモデル
- AirTag(CR2032コイン型バッテリー搭載)
2021年版iMac 154,800円(税込)から
新型iMacは、M1チップ搭載のMacBook Airにカラバリを増やして、お手頃価格を実現したiMacといったところです。カラバリはグリーン、イエロー、レッド、オレンジ、パープル、シルバー、ピンクの7色展開。8コアCPU / 7コアGPUでは4色、8コアCPU / 8コアGPUモデルで7色から選ぶことが可能です。
インカメラはM1チップに含まれる画像処理エンジン(ISP)により画質が向上したとのこと。発表会ではかなりここに力を入れていたことからも前モデルと比較して大幅な性能アップが期待できます。
スピーカーは6基。3マイク内蔵です。パンデミックでテレワークが普及している今、この仕様はとても強い。ZoomやMeetなど、テレビ電話でも十分に活躍してくれるでしょう。また、コンテンツの消費においても6スピーカーにより、臨場感あふれる音を楽しむことができます。
今回新たにTouch ID搭載Magic Keyboardが同時に発表されました。このキーボードは現状だと8コアCPU、8コアGPU M1モデルの方に同梱されるものとなります。色も新型iMacに最適化されており、キュートなデザインになっています。
2021年版iMacは、8コアCPU / 7コアGPUモデルで154,800円(税込)〜、8コアCPU / 8コアGPUモデルで177,800円(税込)〜、注文は4月30日から、5月後半発売となります。※モデルによりキーボード、ポートに違いがあります。
スペック・仕様
- 23.5インチ4.5K,4,480 x 2,520ピクセル,218ppi,500nits
- M1 ISP上の1080pインカメラ
- 8コアCPU / 7コア,8コアGPU上のApple M1チップ
- 最大16GBメモリ
- 1台外部ディスプレイ出力,最大6K解像度、60Hz
- 2つのThunderbolt / USB 4ポート
- 6スピーカー
- 802.11ax Wi-Fi 6,BT5.0
- 4.46 kg,4.48 kg
2021年版iPad Pro 11インチ94,800円 (税込)〜、12.9インチ129,800円 (税込)〜
2021年版iPad Proは、新たにM1チップ搭載となります。A12Zチップと比較して、CPUパフォーマンスは最大50%向上、GPUパフォーマンスは40%向上です。このチップの進化により、複雑なARモデルを構築したり、コンソール級のゲームを快適にプレイすることが可能となります。
iPad Pro2021は、LCDディスプレイを採用した11インチモデルと、ミニLEDを搭載した12.9インチモデルの2つがあります。ミニLEDスクリーンのピーク輝度は1,600nits(HDR)、フルスクリーン輝度1000nit、最大輝度600nitsです。120Hz、HDR10、ドルビービジョン、HLGもサポートされています。
一方の11インチに搭載される液晶ディスプレイは、120Hzリフレッシュレート、600ニットのピーク輝度を搭載です。ミニLED搭載の12.9インチと比較すると明るさに大きな違いはありますが、両端末とも、264ppi画素密度となっています。
アウトカメラは超広角・広角・LDARスキャナ搭載のトリプルカメラ構成です。ここでもiMac同様にM1チップに含まれる画像処理システム(ISP)が強調されており、カメラ画質向上が期待できます。
記事を書いている中の人もM1 MacBook Airを使用していますが、インカメラの画質はかなりいいです。それをアウトカメラ専用のレンズとセンサーに乗せてるわけなので、これは予想外の写りを実現しているかもしれません。ある程度は期待できると思います。タブレットですけど。
2021年版iPad Proの価格は、11インチ94,800円 (税込)〜、12.9インチ129,800円 (税込)〜、注文は4月30日から開始され、発売は5月後半となります。
11インチ スペック・仕様
- 2,388 x 1,668ピクセル解像度、264ppi
- Apple M1チップ
- 液晶120Hzリフレッシュレート
- 自動ホワイトバランス調整機能
- 最大輝度600ニト
- 広角:12MP、ƒ/1.8絞り値
- 超広角:10MP、ƒ/2.4絞り値、125°視野角
- インカメラ:12MP超広角カメラ、122°視野角ƒ/2.4絞り値
- Wi-Fiモデル466 g,Wi-Fi + Cellularモデル468 g
12.9インチ スペック・仕様
- 2,732 x 2,048ピクセル解像度、264ppi
- Apple M1チップ
- 液晶120Hzリフレッシュレート
- 自動ホワイトバランス調整機能
- 最大輝度600ニト
- フルスクリーンの最大輝度1,000ニト、ピーク輝度1,600ニト(HDR)
- 1,000,000:1コントラスト比
- 広角:12MP、ƒ/1.8絞り値
- 超広角:10MP、ƒ/2.4絞り値、125°視野角
- インカメラ:12MP超広角カメラ、122°視野角ƒ/2.4絞り値
- Wi-Fiモデル682 g,Wi-Fi + Cellularモデル684 g
Apple TV 4K 21,800円(税込)から
Apple TV 4Kは、4K HDRビデオを再生できます。AppleはApple TV 4Kと互換性のあるコンテンツを多数用意し、今後も4Kコンテンツを増やしていくと発表しました。
この機能が本当に、スバラシイ。
Apple TV 4KはiPhoneを利用して、ディスプレイの色調整が可能です。従来までは専用のキャリアブレーションツールを使用しなければ、ディスプレイの色味を正確に調整することができませんでした。このツールは専用的なものになると約3万円〜の価格でしたが、これからはこのApple TV 4Kでいいかもしれません。
精度がどれほどのものなのかはわかりませんが、うまくキャリアブレーション機能が使用できるのであれば、ディスプレイ業界に革命が起きるはずです。
そんなApple TV 4Kの価格は、32GBモデルが21,800円(税込)、64GBモデルが23,800円(税込)、注文は4月30日から、発売は5月後半となります。
スペック・仕様
- 32GB,64GBストレージ
- 高さ:35 mm,幅:98 mm,奥行き:98 mm,重量:425 g
- HDMI 2.1,ギガビットEthernet
- 64ビットアーキテクチャ搭載A12 Bionicチップ
- MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6,BT5.0
新色iPhone 12 Mini、12
iPhone 12 Miniと12無印に新色のパープルが追加です。基本的なスペックは同じ。4月23日より予約、30日に発売です。
Source : Apple
ガジェオタ編集部(@gajeota_com)による記事です。ガジェオタは、国内スマホ・海外スマホを網羅した、日本最大級スマホデータベースです。スマホのスペック・価格・発売日・レビュー・口コミ・Antutuを全て網羅したサイトで、比較やランキングでおすすめの機種を見つけることができます。