LG、ローラブルスマホを数百台だけ制作することに|革新的な製品で終止符

スマートフォン事業から撤退することを決めたLG電子が最後の製品として「ローラーブル（巻き取り）スマートフォン」を制作するとのことです。

LG関係者は23日、「最後に革新的な製品を披露し、26年間のLGのスマートフォン事業に終止符をうつ」と述べ、「ローラーブルスマホを数百台を製作する計画である」と語りました。

LG電子は昨年から中国ディスプレイメーカーBOEとローラブルスマホを開発してきました。

LGは今年の初めオンラインで行われた世界最大のIT（情報技術）見本市「CES 2021」で試作品を公開し、大きな話題を集めています。

映像の中のローラーブルスマホは長方形の形の6.8インチサイズのディスプレイが7.4インチまで伸びたりもとに戻ったりしていました。 IT業界では、「LG電子のスマートフォンが再跳躍するきっかけになる製品」という評価が出ていました。

しかし、LG電子が、4月5兆ウォン以上の赤字が累積されたスマートフォン事業部を解体することを発表し、ローラーブルスマホの発売計画も白紙になる状況でした。

LG電子の関係者は、「事業撤退を決めた前に製品はすでに開発が完了した状況だった」とのべました。

LG電子はローラーブルスマホを市場には発売せず、LG電子のスマートフォン事業に貢献した内・外部関係者に贈呈するとのことです。

LG電子は7月31日、スマートフォンの生産と販売を終了します。既存のリリースされたスマートフォンのアップグレードは3年、アフターサービスは、4年間提供します。

Source : chosun