MediaTek Dimensity 900、Snapdragon 768Gよりも優れたパフォーマンスを発揮するかも
MediaTekの5G対応チップセットDimensityシリーズから新たなチップが発表されるかもしれません。同社はすでに2021年の最上位のDimensity 1200とDimensity 1100を発表しているので、次のチップはミッドレンジ以下の性能となる見込みです。
このチップはDimensity 900と呼ばれ、Dimensity 820の後継となるようです。
中国のリークによると、Dimensity 900（モデル番号MT6877）は、AnTuTuベンチマークでQualcommのSnapdragon 768Gチップセットを上回り、440,000（SD768）と比較して約480,000（D900）を獲得しています。Dimensity 820のスコアも約440,000であるため、900の前モデルと比較して、全体的なパフォーマンスが約10％向上することを確認しています。
QualcommにはSnapdragon 780Gというハイスペックなミッドレンジチップがありますが、このチップセットは価格が少し高いのも事実。その点、このチップはSnapdragon 768Gの性能を上回り、Snapdragon 780の中間に位置する性能を持ちます。
当然、MediaTekのチップセットはQualcommと比較して価格が安いという特徴もあることながら、今後に期待できるチップとなるはずです。Dimensity 900はまもなく発表される予定です。
Source : Gsmarena
ガジェオタ編集部（@gajeota_com）による記事です。ガジェオタは、国内スマホ・海外スマホを網羅した、日本最大級スマホデータベースです。スマホのスペック・価格・発売日・レビュー・口コミ・Antutuを全て網羅したサイトで、比較やランキングでおすすめの機種を見つけることができます。