MediaTek、QualcommのSnapdragon 895に対抗できる4nm SoC開発中か
モバイルプロセッサ(Qualcomm、MediaTek等)の次のステップは、4nmのプロセス技術です。最大の委託製造業者であるTSMCは、今年の第3四半期に、4nmプロセス技術に基づくプロセッサのテスト生産を開始する予定です。より微細化され、パフォーマンス向上と消費電力の削減が期待できます。
Mediatek 4nm SoC
中国のインサイダーによると、MediaTekは来年の前半に、4nm技術を使用して作成されたフラッグシッププロセッサを発表する予定であると伝えられています。そして、このチップはTSMCによって製造されるとしています。
これらのチップセット使用するメーカーにはvivo、OPPO、Xiaomi、realmeが含まれており、中国メーカーへの導入は期待できます。
新しいチップはARMv9アーキテクチャを実行します。最新のCortex-X2およびCortex-A510コアがあり、GPUにはMali-G78の後継となったグラフィックアクセラレータMali-G710が使用されるはずです。
もしMediaTekが4nm Dimensityシリーズを発表した場合、Qualcommの今後発表するSnapdragon 895とフラッグシップ帯で競合する可能性があります。
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Mediatek SoC
MediaTekは最近、高性能5Gセルラースマートフォン向けのDimensity 900 SoCを発表しました。
このチップは6nmプロセスで、最大2.4GHzの2つのARMCortex-A78コアと最大2.0GHzの6つのARMCortex-A55コアがCPUに含まれています。
また、グラフィックス処理はARM Mali-G68MC4が使用され、最大120HzのリフレッシュレートでフルHD+ディスプレイに対応、LPDDR4X / LPDDR5 RAMおよびUFS2.1 /3.1 フラッシュストレージをサポートしています。
Source : Gizchina
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