Razerはコロナを防ぐマスクを製作中｜Project Hazel

Razerは、ゲーミングデバイスメーカーとして知られています。2005年に設立されたこの会社は、カラフルでユニークなデザインのキーボードとマウスで認知度を高め、ラップトップ、GPUなどを発売した後、スマホ、モニター、ウェブカメラなどの幅広い市場に進出してきました。

彼らは、今年のCES 2021で発表されたProject Brooklyn Gaming Chairのように様々な「Project X」コンセプトを通して可能なことの限界を押し広げました。しかし、今注目を集めているのは予想外の「Project Hazel」です。

同メーカーが、COVID-19パンデミック中にマスクの開発を任された場合に最初に思い浮かぶのはRazer製品のキラキラしたLEDではないでしょうか

RazerのProject Hazelが単なるマーケティング演出なのか真剣に取り組んでいるプロジェットなのか以下で見ていきましょう。

Project Hazelのプロトタイプは、Razerによって「これまでに作られた中で最もインテリジェントなマスク」です。設計チームは、安全上の懸念に対処し生活の質の要素を改善するために、5つの主要な領域に焦点を合わせました。

• 安全性ーN95外科用呼吸器として分類されるこのマスクは、大きな液滴や飛沫から保護しながら、粒子の95％をろ過することを誇っています。また、充電中にマスクを滅菌するために、充電器の裏側にUV照明を内蔵します。

• ソーシャルークリアで透明なデザインは、特に顔の表情を頼りにしている人々にとって、より正常化された社会的相互作用を狙います。この機能を向上させるために、暗くなると内部も明るくなります。 Razerの特許出願中の技術である内蔵マイクとアンプの組み合わせにより、マスクを着用しているときにスピーチがこもるのを防ぎます。

• 持続可能性ーマスクのBFE（細菌ろ過効率）定格を維持するために新しいフィルターを交換することができ、換気装置は終日使用することを目的としたバッテリーで駆動されます。マスクはまた、防水性、耐傷性、リサイクル可能なプラスチック製であり、使い捨てを目的としたものではありません。

• 快適性ーアクティブな換気システムが冷却してCO2の蓄積を防ぎ、気密性のあるシリコンガードが会話中の自由な動きを可能にします。マスクは顔に合わせてカスタマイズできますが、大きくて厚いイヤーループは耳自体の圧力を受けて快適さを高めます。

• パーソナライズーProject Hazelを装着している他の人と同じ外観ではなく、マスクの2つのRazer Chroma RGBライティングゾーンに合わせて1680万色のカラーとエフェクトを選択してカスタマイズすることができます。

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かなり印象的ですが、これはプロトタイプであると同時に、RazerがCOVIDパンデミックの時に世界中で100万枚以上のマスクを寄付したことも忘れないでください。

彼らのProject Hazelは、COVIDに悩まされている未来、あるいは政府が今後数か月にわたってワクチンを配布しようとする近未来への答えになるでしょうか？

The Vergeが報告しているように、現在、Project Hazelには、価格、市場への計画されたロードマップ、食品医薬品局、疾病管理予防センター、または労働安全衛生局からの承認がありません。

ただし、Razerは、「マスクの開発を支援している医療専門家や科学者のチームと協力している」とのことです。すべてうまくいっています。また、THXと協力して、アクティブな音声システムに適したサウンドのバランスを実現しています。

Source : collider