OnePlus 9シリーズにAndroid 12 ベータが登場、正式版でついにVoLTE完全対応か
OnePlusは4日、Android 12 AOSP(Android Open Source Project)リリースに伴い、OxygenOS 12ベータを公開しました。
今回からOPPOのColorOSがコードの元になっており、OxygenOSとColorOSのいいとこ取りって感じのOSに仕上がっています。
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ベータ版インストール後、自動的にVoLTE接続
以前まで、OnePlus端末はVoLTEに接続するためには複雑な作業が必要でしたが、今回からVoLTEが使用可能です。
OnePlus 9シリーズ用のOxygenOS 12 ベータ1をインストールすると、自動的にVoLTEに接続されている状態となります。
通話もOKでした。
ベータ版でVoLTEが使用できるということは、正式版アップデートや今後Android 12搭載で発売される端末でも使用できるようになるかもしれません。期待です。
設定・カメラ・ホームアプリもColorOSに
カメラ
カメラアプリには新たに水準器が搭載されました。これはOPPO系のrealmeでも搭載されている機能で、全モードで傾きを検知することが可能です。
風景とかで傾くと見栄えが良くないじゃないですか。それを解決できる機能の一つです。
素晴らしい機能なので、正式版が公開されたら使ってみてもらいたいです。
設定
設定アプリは一見シンプルに見えるけど、中身はカスタマイズ豊富になりました。
OnePlusのカスタマイズ性はできる限りそのままに、ColorOSの部分を上手く追加している感じです。
まだベータ版ということもあるし、以前のOnePlus端末より複雑になったことは否定できませんが、これはこれでありだと思います。
今後のアップデートで、もう少し直感的に使えるようになるかもしれません。
ホーム
ホームアプリもColorOSのものに刷新されました。
アイコンの数の変更や通知バッチ、アニメーション速度も変更可能で、カスタマイズ豊富なランチャーへと生まれ変わっています。
OnePlus独自のシェルフ機能について
OnePlusにはシェルフ機能が初期から搭載されています。
ホームアプリとは別にウィジェットやダッシュボードを配置できる機能で、Android 11からはホームアプリ 下スワイプで呼ぶことが可能でした。
Android 12からは、画面右上端から下にスワイプして呼ぶことが可能です。
デザインはGoogleの新しいマテリアル設計となっており、より見やすいシェルフに生まれ変わっています。
従来のホームからのスワイプは使いにくいという方も多かったはず。今回の右上端からの操作で呼べるようになったのはナイスなアップデートです。
Android 12のプライバシーダッシュボードも搭載
Google Android 12はプライバシーに配慮した設計となっていますが、OnePlus端末にも機能が加わっています。
プライバシーダッシュボードでは、アプリの権限履歴が一目で確認できるようになっています。
変更履歴
システム
- デスクトップアイコンの質感を向上させるために、新素材を用いたデザインや、ライトとレイヤーを統合して最適化しました。
- ダークモード
- ダークモードを3段階に調整できるようになり、より個性的で快適なユーザー体験を提供します。
シェルフ
- カードに新たなスタイルオプションを追加し、データの内容をより視覚的に読みやすくしました。
- Bluetoothイヤホンをワンクリックで調整できるイヤホンコントロールカードが新たに追加されました。
- シェルフにOnePlus Scoutが追加され、アプリ、設定、メディアデータなど、携帯電話の複数のコンテンツを検索できるようになりました。
- 健康状態を簡単に確認できるOnePlus Watch Cardを棚に追加しました。
ワークライフバランス
- ワークライフバランス機能がすべてのユーザーに提供され、クイック設定で仕事モードと生活モードを簡単に切り替えることができるようになりました。
- WLB 2.0では、特定の場所、Wi-Fiネットワーク、時間に基づいて自動的に仕事/生活モードを切り替えることができるようになり、アプリの通知プロファイルも個人設定に応じてカスタマイズできるようになりました。
ギャラリー
- ギャラリーでは、2本指のピンチジェスチャーでレイアウトを切り替えることができるようになりました。また、最高品質の写真を認識し、コンテンツに応じてサムネイルをトリミングすることで、ギャラリーのレイアウトをより美しくすることができます。
キャンバスAOD
- Canvas AODは、線と色の新しい多様なスタイルを提供し、刺激的なビジュアルでよりパーソナライズされたロック画面を体験できます。
- 新たに追加された複数のブラシとストローク、およびカラー調整のサポート
- ソフトウェアのアルゴリズムを最適化し、顔認識機能を向上させることで、さまざまな人物の特徴や肌の色をより正確に識別できるようになりました。
OnePlus公式のバグ報告
- 一部のサードパーティ製アプリが最新のAndroidバージョンに対応しておらず、正常に機能しない場合がある
- カメラの動作が不安定になる場合がある
- メールや電話が受信できないことがある
- Bluetoothイヤホンが接続できず、音楽が再生できないことがある
- CPUの情報が正しく表示されない
- ギャラリーのボタンが正常に動作しない場合がある
- 画面記録が保存されない場合がある
使用時に起こったバグ
- カメラ使用後のギャラリー確認が機能しない
- カメラ使用後のギャラリー編集が機能しない
- 純正ワイヤレスチャージが機能しない
- バッテリー消費が激しいときがある
- Bluetoothイヤホンが途切れる
インストール方法
公式フォーラムより、説明を読み、自分の端末に合うROMをダウンロード。
設定内のローカルアップグレードからファイルを選択してアップデート終了です。
- 安定版からベータ版 移行はデータ消去されませんが、ベータ版から安定版はデータが削除される仕様です。
- ベータ版も安定性がない場合もあるので、バックアップが推奨されています。
Source : OnePlus
ガジェオタ編集部(@gajeota_com)による記事です。ガジェオタは、国内スマホ・海外スマホを網羅した、日本最大級スマホデータベースです。スマホのスペック・価格・発売日・レビュー・口コミ・Antutuを全て網羅したサイトで、比較やランキングでおすすめの機種を見つけることができます。