OPPO、自社開発した初のNPUイメージング・チップ「MariSilicon X」を発表
OPPOは12月14日、OPPO INNO Day 2021というイベントが正式に開幕しました。このカンファレンスでは、同社初の自社開発NPUチップセット「MariSilicon X」を含む、数々の新技術が発表されました。
CEOであるChen Mingyong氏は、新しい初の自社開発チップセットを披露しました。公式発表によると、新しいMariSilicon X NPUは、同社が独自に設計・開発した画像処理ベースのチップセットです。
このチップセットの名前は、世界で最も深いマリアナ海溝にちなんで付けられたと述べられており、OPPOの「想像力」と「革新性」を意味しているそうです。
新しいMariSilicon Xは、TSMCの6nmプロセスで製造され、今後発売されるOPPOスマートフォンの画像性能を向上させることを目的とし、来年から端末に搭載される予定です。
この新チップセットは、リアルタイムAIコンピューティングによりエネルギー効率を向上させるとともに、「業界最高水準」のウルトラHDR機能を提供する予定です。
このチップセットは、ロスレスのリアルタイムRAWキャプチャを可能にし、RGBWセンサーの性能を最大化するとともに、20bit HDRによる極めて広いダイナミックレンジを提供することになります。
OPPOは、この新しいチップセットを2022年のFind Xシリーズのフラッグシップ機に搭載することも正式に発表しています。
Source : Gizmochina
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