AppleのAR/VRヘッドセットは、デュアル8Kディスプレイ、アイトラッキング、交換可能なヘッドバンドなどの特徴があると言われる

Appleは、早ければ来年に発売するVR（バーチャルリアリティ）ヘッドセットの開発に取り組んでいると噂されています。The Informationは本日、デバイスを直接知っている情報源が共有した情報に基づいて、期待されるいくつかの潜在的な機能について報告しました。

報告によると、ヘッドセットには、手の動きを追跡するための12台以上のカメラと、2つの超高解像度8Kディスプレイおよび高度な視線追跡技術が搭載される予定です。カメラは、現実世界のビデオをバイザーに通してユーザーに表示し、「MR（複合現実）効果」を実現することができます。The Informationから、昨年のヘッドセットの「後期プロトタイプ」のApple社内部画像がリークされています。この画像には「メッシュ素材と交換可能なヘッドバンドで顔に取り付ける、滑らかに湾曲したバイザー」を示されています。

報告には、1つのヘッドバンドがサラウンド音響のような体験のためにAirPods Proのような空間オーディオ技術を備え、別のヘッドバンドが外出先で追加のバッテリー寿命を提供すると主張しています。 AirPods Maxの交換用イヤークッションと同様に、ヘッドバンドもさまざまな色で提供される可能性があります。

Appleは、「人の指に装着する指ぬきのようなデバイス」など、ヘッドセットを制御するための複数の方法を開発していると言われます。ヘッドセットは、着用者の目の動きや手のジェスチャーにも反応できるとレポートは主張しますが、ヘッドセットの1つのプロトタイプには、バイザー側に物理的なダイヤルもありました。

報告によると、Appleはヘッドセットの価格を約3,000ドルと社内で話し合っており、3,500ドルで販売されているMicrosoftの複合現実HoloLens 2ヘッドセットの価格より割安になります。この価格はAppleのヘッドセットをハイエンドのニッチな製品にする目論見があり、同社はリリースの最初の年にヘッドセットを25万台だけ出荷するという社内目標を設定しているようです。

詳細の一部は、ブルームバーグのMark Gurman、CNET、およびその他の情報源によって以前に報道されており、The Informationは、ヘッドセットが早くても2022年にリリースされる可能性があることに同意を示しています。Appleは、より洗練された、より手頃な価格の拡張現実メガネに取り組んでいると噂されていますが、こちらの発表は2023年以降になりそうです。

Source : macrumors