Huawei社はQualcommからSoC購入が可能に｜5G統合SoCは購入不可

情報によると、Qualcommはスマートフォンチップ（SoC）をHuaweiに販売できるようになりました。しかし、米国はHuawei社の5Gをセキュリティ脅威と見なしており、「5Gに対応していない」場合にのみ出荷が許可されるということです。

現在、米国商務省は、中国企業の電気通信事業だけでなく、5G対応のスマートフォンについても言及しているようです。

業界のアナリストによると、Qualcommが5G SoCではなくHuaweiに4Gチップを販売するための輸出ライセンスを取得したと述べています。

また、5G対応のSoCをHuaweiにすぐに出荷許可を出す可能性は非常に低いようです。

Huaweiは現在、5Gスマホに関して業界をリードしており今後5Gモデルを販売できないことは、市場での地位に大きな影響を与えます。

とはいえ、選択肢が厳しく制限されており、SoCがなければスマートフォン業界からの撤退を余儀なくされる可能性があることを考えると、同社は交渉もできないでしょう。

情報によると、HuaweiはQualcommからSoCを購入するための前提条件であるHonorを販売する契約も締結しました。（記事）

この条件がHuaweiに子会社のオフロードを促したのか、それとも独自に決定を下したのかはまだわかっていません。

台湾TSMCも、7nmや5nmのような高度なSoCではなく、古い製造技術を使用して製造されたチップのみを供給が可能になりました。

Huaweiはまた、アメリカの技術を使わずに上海にSoC工場を設立することを計画していると伝えられています。製造施設は、最初は45 nm SoCを製造し、その後2年間で28nmおよび20nmチップに移行する予定です。

まとめ

HuaweiはQuamlcommからスマホのチップセット（SoC）が購入可能になりました。APの内部に5Gモデムが含まれているSoCは購入することはできません。

Source : phonearena